「機械兵団の進軍:決戦の後に」に収録されるカード《銅纏いの先兵/Coppercoat Vanguard》を取り上げたいと思います。
この記事では《銅纏いの先兵》について触れていきたいと思います。
《銅纏いの先兵》とは
《銅纏いの先兵》は「機械兵団の進軍:決戦の後に」に収録されたクリーチャーです。レアリティはアンコモンです。
「銅纏い/The Coppercoats」は「イコリア/Ikoria」の「ドラニス防衛軍/The Drannith Defense Force」の軍隊の名称だそうです。帯付きの制服とそのボタンからそう呼ばれているそうです。銅でできた鎧を装備している人たちだと思ってました。
参考価格は現在、400円くらいのカードとなっています。アンコモンとしてはやや高めですね。
「機械兵団の進軍:決戦の後に」はドラフトのないパックということもあり、あまり剥かれずに値段が高値に留まるということもありそうです。
次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。
人間の強化と護法
あなたがコントロールしていてこれでないすべての人間は+1/+0の修正を受け護法(1)を持つ。(それが対戦相手がコントロールしている呪文や能力の対象になるたび、そのプレイヤーが(1)を支払わないかぎり、その呪文や能力を打ち消す。)
人間を強化する能力と護法を付与する能力を持ちます。
護法能力はマナを余計に支払わせるという点では《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》に近いものがあります。《スレイベンの守護者、サリア》と合わせて8枚体制になるので、戦略としての安定性が増しそうです。
《銅纏いの先兵》は《スレイベンの守護者、サリア》と違って伝説ではないので、複数体並べることで効果を重複させていくことができます。
パイオニアなどで使われる《引き裂く流弾/Rending Volley》は打ち消されないため、護法を貫通してくるので、そこは《スレイベンの守護者、サリア》と違って注意が必要です。
《銅纏いの先兵》は《輝かしい聖戦士、エーデリン/Adeline, Resplendent Cathar》と相性が非常によくなっています。《輝かしい聖戦士、エーデリン》を守りながら展開して、さらに効果によって生成されるトークンも人間なのでそちらも恩恵を受けることができます。
パイオニア(エクスプローラー):サンプルデッキ
パイオニアのMOのリーグでは《銅纏いの先兵》を採用した白単アグロでの5-0したという報告がありました。
まとめ
この記事では「機械兵団の進軍:決戦の後に」に収録される《銅纏いの先兵》を紹介しました。
アンコモンながら強力な能力を持つ《銅纏いの先兵》はこれから環境にどれくらい食い込んでくるのか楽しみです。