「イニストラード:真紅の契り」の《不機嫌な一匹狼》を掘り下げてみた

「イニストラード:真紅の契り」に収録されるカード《不機嫌な一匹狼/Ill-Tempered Loner》が「バトル」と相性がいいカードということでSNS上で話題になりました。

この記事では《不機嫌な一匹狼》について触れていきたいと思います。

 

《不機嫌な一匹狼》とは

 

《不機嫌な一匹狼》は「イニストラード:真紅の契り」に収録されたクリーチャーです。レアリティはレアです。

「イニストラード/Innistrad」次元らしく狼男で変身のできる両面カードとなっています。

 

次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。

 

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表面:自身に与えられたダメージを飛ばす

 

不機嫌な一匹狼がダメージを受けるたび、クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち1つを対象とする。これはそれに、そのダメージに等しい点数のダメージを与える。

(1)(赤):ターン終了時まで、不機嫌な一匹狼は+2/+0の修整を受ける。

日暮(プレイヤーが自分のターンに呪文を唱えなかったなら、次のターンに夜になる。)

 

このカードにダメージが与えられるたびに同等のダメージを1つの対象に与えることができます。

これ自身に破壊不能を付与すれば、ダメージをループさせることもできます。さらにダメージを増加させるカードがあれば無限ダメージも可能になっています。ちょっと手間はかかりますが。

 

自分のターンに呪文を唱えなかった場合は夜になり、変身することができます。

 

裏面:パーマネントに与えられたダメージを飛ばす

 

あなたがコントロールしているパーマネント1つがダメージを受けるたび、クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち1つを対象とする。吠え群れの報復者はそれに、そのダメージに等しい点数のダメージを与える。

(1)(赤):ターン終了時まで、吠え群れの報復者は+2/+0の修整を受ける。

夜明(プレイヤーが自分のターンに2つ以上の呪文を唱えたなら、次のターンに昼になる。)

 

裏面は表面より能力がさらに強化されます。自身だけでなく、コントロールしているパーマネントにダメージを受けるたびに、その分のダメージを1つの対象に与えることができます。

 

 

今回、注目を浴びている能力がこちらになります。これによって「バトル」にダメージが与えられると《吠え群れの報復者/Howlpack Avenger》の能力がさらに誘発し、対象1つにダメージを飛ばすことができるようになります。

そうすることで再び「バトル」にダメージを飛ばして、簡単に「バトル」を打倒することができます。

 

 

このループの中で《ランクルとトーブラン/Rankle and Torbran》や《燃える都市/City on Fire》のようなダメージを増やす効果のあるカードと合わせることで無限ダメージを飛ばすことが可能となっています。

 

まとめ

この記事では「イニストラード:真紅の契り」に収録されている《不機嫌な一匹狼》を紹介しました。

このように比較的古いカードが新しいカードによって再び注目を集めるようになるのは面白いですね。MTGの醍醐味のひとつであるように感じます。

 

 

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