「機械兵団の進軍」に収録されたカード《アモンケットへの侵攻/Invasion of Amonkhet》を取り上げたいと思います。
2023年4月22日に行われた蒼紅杯において、優勝の成績を収めたデッキのキーカードとして採用されたことで注目を浴びています。
この記事では《アモンケットへの侵攻》について触れていきたいと思います。
《アモンケットへの侵攻》とは
《アモンケットへの侵攻》は「機械兵団の進軍」に収録される「バトル」の「包囲戦」であるカードです。
表面は「バトル」の《アモンケットへの侵攻》、裏面はクリーチャーの《ラゾテプの改宗者/Lazotep Convert》です。レアリティはアンコモンです。
「アモンケット/Amonkhet」は古代エジプトをモチーフにした次元ということで、裏面はゾンビに関連したカードとなっています。
次の項目からはこれらの能力を細かくみていきましょう。
表面：1ドロー、1ハンデス
（包囲戦１つが戦場に出るに際し、それを守る対戦相手１人を選ぶ。あなたや他のプレイヤーはそれを攻撃できる。それが倒されたとき、それを追放する。その後、それを変身させた状態で唱える。）
アモンケットへの侵攻が戦場に出たとき、各プレイヤーはそれぞれカード３枚を切削する。その後、各対戦相手はそれぞれカード１枚を捨て、あなたはカード１枚を引く。（カード３枚を切削するとは、自分のライブラリーの一番上にあるカード３枚を自分の墓地に置くことである。）
表面では、お互い3枚切削し、1ドロー、1ハンデスとなっています。
似たカードとしては《虚報活動/Disinformation Campaign》を思い出しました。戦場に残るパーマネント・カードであり同様の能力を持っており、さらに追加の効果を持っています。
このカードも当時のスタンダードで活躍した1枚なので、裏面抜きにしても《アモンケットへの侵攻》のポテンシャルが伺えます。
裏面：墓地のクリーチャーになる4/4
あなたはラゾテプの改宗者を、黒の４/４で他のタイプに加えてゾンビであることを除き、墓地にあるクリーチャー・カード１枚のコピーとして戦場に出してもよい。
裏面は《ラゾテプの改宗者》です。《ラゾテプの改宗者》は《アモンケットへの侵攻》を打倒することで変身するクリーチャーです。
戦場に出るに場合、4/4でありながら墓地のクリーチャーのコピーとして戦場に出ることができます。
《虚報活動》にさらにリアニメイトも付いてくるということで、到底アンコモンと思えないレア並みの性能になっています。
スタンダードでは、表面で切削して墓地に落ちた《偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifier》として戦場に出る動きが非常に強力です。
また、対戦相手の墓地のクリーチャーに変身することもできるので、自軍にクリーチャーがいなくても強力なクリーチャーになれるので能力の汎用性はかなり高いものとなっています。
まとめ
この記事では「機械兵団の進軍」に収録される《アモンケットへの侵攻》を紹介しました。
バトルの性質上ミッドレンジくらいの速度感のデッキで使用すると強く使うことができます。《偉大なる統一者、アトラクサ》以外にもコピーして強いカードはいると思うので可能性を探ってみたいですね！
