「機械兵団の進軍」に収録されるカード《碑出告と開璃/Hidetsugu and Kairi》がコンボで話題になっています。
この記事では《碑出告と開璃》について触れていきたいと思います。
《碑出告と開璃》とは
《碑出告と開璃》は「機械兵団の進軍」に収録される伝説のクリーチャーです。レアリティはレアです。カード名に誤字があるので修正が入っています。「開里」ではなく、「開璃」が正しいですね。
青黒の2色のカードで《碑出告》の黒と《開璃》の青を合わせた2色ですね。スタッツは5マナ5/4、飛行となかなか優秀です。《碑出告》には若干、赤のイメージがありましたが今回のカードには赤要素は入っていません。
種族がドラゴンということで、《タルキールへの侵攻》とも相性がいいのはポイントが高いですね。
《碑出告》は「神河謀叛 」に収録された《無情の碑出告/Heartless Hidetsugu》と「神河:輝ける世界 」に収録された《貪る混沌、碑出告/Hidetsugu, Devouring Chaos》がいます。
《開璃》は同じく「神河:輝ける世界」に収録された《渦巻く空、開璃/Kairi, the Swirling Sky》がいますね。
《碑出告と開璃》は「神河/Kamigawa」次元の2人がタッグを組んだカードになっています。
現在の参考価格は500円くらいです。レアリティがレアにしては、活躍していない現段階では少し高めかなという印象を受けました。後述の《爆発的特異性》とのコンボがかなり着目されているように感じます。この2枚コンボの活躍次第では値段は大きく上昇するかもしれませんね。
次の項目からはこのカードの能力を細かくみていきましょう。
《渦まく知識/Brainstorm》
これが戦場に出たとき、カード3枚を引く。その後、あなたの手札にあるカード2枚をあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。
この能力は《渦まく知識/Brainstorm》と同じ能力ですね。
戦場に出たとき、ハンドが1枚増えるので、戦場に出た段階でアドバンテージを稼いでくれる使いやすい能力、クリーチャーですね。これでライブラリートップにカードを積み込むことができます。
ドロー能力なので、《黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypse》に多大な影響を受けるので注意が必要です。
ライブラリートップでライフルーズ&踏み倒し
これが死亡したとき、対戦相手1人を対象とする。あなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を追放する。そのプレイヤーはその追放されたカードのマナ総量に等しい点数のライフを失う。それがインスタントやソーサリーであるカードなら、それをマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
1番目の能力でライブラリートップを操作した後は、2番目の能力の出番です。
《碑出告と開璃》が死亡したとき、ライブラリートップの呪文のマナ・コスト分のライフルーズを対戦相手に強いることができます。こちらの能力はインスタントやソーサリーに限定されていませんので、クリーチャーなどでもライフルーズになります。
めくって面白いカードとして例を挙げると、《終末の影/Shadow of Mortality》はマナ・コストが15なので一撃で15点を与えることができます。これはロマン砲なので一度は試してみたいですね。
続いて、ライブラリートップをめくったカードがインスタントやソーサリーであれば、マナ・コストを支払うことなく唱えることができます。
この能力で話題となっているのが《爆発的特異性/Explosive Singularity》です。マナ・コストが10マナなので10点のライフルーズと、《爆発的特異性》自身の10点ダメージで合計20点を一撃で削り切ることができるコンボになっています。
一部問題点として、どうやってタイミングよく《碑出告と開璃》を死亡させるかという問題があります。《喉首狙い/Go for the Throat》を自身に打つとか、レジェンダリールールで墓地に送るなどができないことはないですが、何かシナジーのあるカードが欲しいですね。
まとめ
この記事では「機械兵団の進軍」の《碑出告と開璃》を紹介しました。
《爆発的特異性》との2枚コンボは非常に爽快だと思うので、一度は試してみたいですね!