MTGアリーナのカード資産を増やしたくて課金したけど、どんな方法で資産を集めるのが効率的か迷っている方も多いと思います。
今回は1万円≒100$を課金して獲得した、20,000ジェムを使ってどんなことができるかを考えていきたいと思います。神話レア・レアとワイルドカードの取得数について、パックの開封とドラフトをした場合でどれくらい変わるのか検証してみます。
神話レア・レアの封入確率やワイルドカードが手に入る確率は下記の公式ページを参考にしています。
この記事の目次
20,000ジェムでパックを買うとすぐデッキが組める
18,000ジェムで90パック、1,200ジェムで6パック、600ジェムで3パックをストアで買う場合を考えます。あまりは200ジェムで、合計99パック買うことができます。まとめ買いの購入特典としてレアが2枚付いてくるのも地味に嬉しいです。
次に実際にパックを開ける場合を考えていきます。
パック開封で手に入る神話レア・レアの割合は「ストリクスヘイブン:魔法学院」の場合1:8になっています。神話レア・レア枠がワイルドカードとして排出される確率は1:30となっています。
上記を考慮するとパックからは、神話レア12枚、レア84枚、レアワイルドカード3枚が平均的に排出されそうです。
パックを開封すると神話レア/レアワイルドカードトラックからもワイルドカードを手に入れることができます。画面の右上に表示されているあれです。レアのトラック4周の後、神話レアのトラックが出現するようになっています。6パックでトラックを1周するので、99パックであれば神話レアワイルドカードが3枚、レアワイルドカードが13枚手に入ります。
99パック開封して出る神話レア・レアカードとワイルドカードトラックを合わせて神話レア12枚、レア84枚、神話レアワイルドカード3枚、レアワイルドカード16枚が手に入るのが平均的な結果です。
環境に存在するTier1のデッキを組むにはレアワイルドカードが少し足らなそうな枚数です。既に持っている資産と合わせてデッキ1個を組むことができるといった具合でしょうか。パック開封のメリットとしてすぐにカードが手に入るという点もあります。ランクマッチをすぐにやりたいという方はパック開封をすることになるでしょう。
「ストリクスヘイブン:魔法学院」では神話レア21種類、レア69種類なので、レアは30%コンプリート、神話レアは14%コンプリートできることになります。余談ですが、神話レアのコンプ率が若干低めなので、パックを開封していくと神話レアが不足しがちになることが分かります。神話レアは貴重です。
20,000ジェムでドラフトをすると資産が増える
勝率XX%で期待値がいくつになるという話は複雑なのでここでは分かり易く考えてみます。ドラフトでは3パック開封するので、各パックごとに1枚レアをピックできると仮定してみます。(4枚以上ダブったレアカードはジェムになりますがここでは考慮しません。)
今回はプレミアドラフトの場合で考えてみました。
3勝3敗を続けた場合(勝率50%)
まずは、3勝3敗を繰り返した場合を考えてみます。勝率はちょうど50%。
1500ジェム払って、3パック開封と1000ジェムと2パック貰う。これを繰り返していくと...ドラフトを39回もプレイすることができます。ピックした神話レア・レアは117枚。パックが78個。
報酬で得たパックを開封すると
神話レア24枚、レア169枚、神話レアワイルドカード2枚、レアワイルドカード13枚が手に入ります。このように考えるとドラフトがパックの開封より明らかにお得なことが分かります。構築のランクマッチをプレイせず、リミテッド専門という人はかなりお得に資産を増やすことができそうです。パックを開封するより資産は増えますがワイルドカードが少し少ないのが特徴としてあります。
一部デメリットとして39回ドラフトをするには時間が掛かることが挙げられます。1回のドラフトを1時間としても39時間掛かります。この方法で資産を増やすには多くの時間が必要です。
2勝3敗と3勝3敗を交互に繰り返した場合(勝率45%)
次は2勝3敗と3勝3敗を交互に繰り返した場合。勝率は45%。これを繰り返していくと…ドラフトを22回プレイすることができます。ピックした神話レア・レアは66枚。パックが44個。
報酬で得たパックを開封すると
神話レア14枚、レア94枚、神話レアワイルドカード1枚、レアワイルドカード8枚が手に入ります。
この場合はレアワイルドカードの枚数が少ないものの、全てパック開封に使った場合と同等近いレアの回収率になります。
つまるところ勝率が45%以上であれば、パック開封よりドラフトの方が資産集めの効率がよいと考えられます。ドラフトを遊ぶ楽しさを考慮すればよりお得です。
2勝3敗を続けた場合(勝率40%)
次は2勝3敗を続けた場合を考えてみます。勝率は40%。
1500ジェム払って、3パック開封と200ジェムと2パック貰う。これを繰り返していくと...ドラフトを16回プレイすることができます。ピックした神話レア・レアは48枚。パックが32個。
報酬で得たパックを開封すると
神話レア10枚、レア69枚、神話レアワイルドカード1枚、レアワイルドカード6枚が手に入ります。
あまりに弱いデッキを繰り返し作ってしまい低い勝率になってしまうとパックを開封する場合より損になってしまいます。
まとめ
上記の結果を表にまとめると下表のような感じになります。あくまで目安程度になります。(どんぶり勘定的で、間違っている部分もあるかも)
神話レア | レア | 神話レアWC | レアWC | |
パック開封 | 12枚 | 84枚 | 3枚 | 16枚 |
ドラフト勝率50% | 24枚 | 169枚 | 2枚 | 13枚 |
ドラフト勝率45% | 14枚 | 94枚 | 1枚 | 8枚 |
ドラフト勝率40% | 10枚 | 69枚 | 1枚 | 6枚 |
ある程度MTGアリーナに慣れてきて、初心者を脱却できそうという方はドラフトで資産集めをした方が効率がよいという結果になりそうです。ドラフト自体も楽しいイベントですので積極的にプレイしてみてはいかがでしょうか。