MTGやポケカ、ワンピースカードのようなトレーディングカードを集める際に、カードを保護したいけどどんなアイテムを使っていいか分からないという方も多いと思います。
この記事では高額カードのおすすめ保管方法を紹介します。
この記事の目次
カードの保管方法7選
トレーディングカードゲームのカードは一見、破れたりしなければ乱暴に扱ってもよいように思えますが、微細な傷や欠けが生じることによってカードの価値というものが大幅に下がります。
高額カードあればあるほど、少しの傷や色落ち、紫外線焼けなどによって価格の落差が大きく出てくるようになります。
超高額なカードは資産といえるレベルになってくるので、その資産を減少させないためにも適切に保管することが大切です。
スリーブ
スリーブとはカードを1枚ずつ入れるカード状の保護フィルムのことです。
高額カードの中でも比較的安価なカードの保管は二重スリーブがおすすめです。一重だとスリーブの入り口面は解放されているのでカードにほこりや汚れが付着する可能性があります。なので、インナースリーブとレギュラースリーブで二重スリーブにしましょう。
以下の内容はMTG・ポケカなどの「63mm×88mm」のスタンダード・レギュラーサイズのカードゲームに適したスリーブの紹介になっています。下記にレギュラーサイズのカードゲームの一例を挙げておきます。
- マジック・ザ・ギャザリング
- デュエルマスターズ
- ポケモンカードゲーム
- ONE PIECE(ワンピース)カードゲーム
レギュラーサイズのカードではインナースリーブとレギュラースリーブどちらのスリーブも「KMC」という日本のメーカーから出ているスリーブが入手しやすいので使用しているプレイヤーが多いです。
インナースリーブは「カードバリアー100 パーフェクトサイズ」、レギュラースリーブは「カードバリアー ハイパーマット」が無難でおすすめです。二重スリーブの詳細が知りたい方はこちらのリンクからどうぞ。
カードバインダー
カードの保管方法と言えばカードバインダーを想像する人も多いと思います。スリーブに入れた後の保管はカードバインダーに入れて保存しましょう。
私は「やのまん」という日本のメーカーの「コレクションカードバインダー」を使用しています。
1面で9枚のカードを収納できるちょうどいいサイズ感のバインダーになっています。また、差し替え式になっていて、並び替えやシートの追加もできる仕様なので使い勝手がよくおすすめです。
ローダー
ローダーはカードの角折れや欠け、汚れ、ほこりなどからカードを守る硬質のケースのことを指します。
フルプロテクトスリーブ
ここでは愛用している「河島製作所」製の「フルプロテクトスリーブ」をおすすめします。
「フルプロテクトスリーブ」はUV85%カットできるローダーで、紫外線からもカードを守ることができるようになっています。
フルプロテクトパックケース
「河島製作所」からは未開封パック用のローダー「フルプロテクトパックケース」も発売されていますので、貴重なパックを保管したい場合はそちらもチェックしてみてください。
マグネットローダー
ローダーには磁石によって開閉ができる「マグネットローダー」という製品もあります。
2枚の硬質板が磁石によってロックされる仕組みになったローダーです。簡単に開閉できるのである程度の頻度でカードを入れ替えるという方におすすめの製品となっています。
後述するスクリューダウンより見た目に高級感はありませんが、普通のローダーと比較すると手厚く保護されているため鑑賞のために飾るといったこともできる製品です。
スクリューダウン
カードを保護しつつ部屋で鑑賞したいという方には「スクリューダウン」がおすすめです。「スクリューダウン」はアクリルフレームをねじで止める仕様になっていることからスクリューダウンと呼ばれているウルトラプロの商品です。ウルトラプロ以外にも類似した製品は多数発売されています。
スクリューダウンは重厚感のある2枚のアクリル板にカードを挟み合わせてカードを保護するという仕組みになっています。
また、その見た目がフォトフレームのようにもなっていて、保護と鑑賞を同時に行うことができるアイテムです。
ただ、保管用として複数用意するには少し値がはり、嵩張るので鑑賞用という意味合いの方が強いです。
アタッシュケース
スリーブやローダーに入れたカードがカードバインダーに収まらなくなってきたら、「アタッシュケース」に入れて保管するのがおすすめです。
某マンガ、アニメのキャラクターを連想させる心ときめくアイテムとなっております。
ストレージには5,000枚以上が収納可能です。大容量のストレージになっているので、収納場所を一箇所に集約することができ、行方不明なカードが出るといった心配もありません。
防湿庫
防湿庫は元々カメラやレンズなどの精密機器をほこりやカビなどから守ってくれる保管庫です。
光沢のあるFoilカードなどは湿度の影響を受けてカードが反ってしまうということを聞いたことがあると思います。超高額カードをよい状態に保つためには、防湿庫に入れるという選択肢がベストです。
防湿庫にも種類があり除湿剤によるものや電気式の除湿ユニットが付いたものなどがあります。電気式の方が初期投資は高くなりますが、お手入れの手間がかからないのでそういった観点を持って防湿庫選びをするのがおすすめです。1万円以下のモデルもあるのでその当たりから試してみるのはいかがでしょうか。
金庫
超高額なカードを所持している場合は災害などによる紛失や盗難被害に遭うことも想定しておきたいですよね。そんなときは家に置いておける金庫を用意しておくと安心です。
MTGで例えればパワー9に相当する高額カードを所持している場合は金庫での保管がおすすめです。
まとめ
この記事では高額カードのおすすめ保管方法を紹介しました。
- スリーブ
- カードバインダー
- ローダー
- スクリューダウン
- アタッシュケース
- 防湿庫
- 金庫
様々な保管方法がありますが、高額カードのグレードや予算で最適な保管方法を選びましょう。