この記事ではUltimate Guard(アルティメットガード)の「サイドワインダー 133+」のレビューを行います。
「133+」というのは二重スリーブで収納できるカードの枚数を示しています。「サイドワインダー 133+」は「サイドワインダー 80+」、「サイドワインダー 100+」に続いて発売された大容量サイズのデッキケースになります。
MTGの統率者用(EDH)のデッキは100枚なので、スタンダードなどの60枚と違ってデッキ枚数が約1.5倍と分厚いです。普通のデッキケースでは100枚は入らないということもしばしばあります。
また、スリーブ次第でデッキの厚みも変わってくるので、それにあったデッキケースを選ぶ必要がありますよね。
大容量のデッキケースなので通常の60枚のデッキに加えてダイスなどの小物も一緒に持ち運ぶといった使い方もできます。
今回はサイズに余裕があり様々な用途に合う「サイドワインダー 133+」をご紹介します。
「サイドワインダー 133+」の開封とサイズ
「サイドワインダー 133+」のパッケージがこちらです。
外箱は必要最低限のパッケージとなっています。
細かい説明が英語で書かれており「Designesd and engineered in Germany. Made in Chaina.」と記載があります。
開封した後のデッキケースがこちらです。「サイドワインダー 133+」の外側はXenoskinという素材が使われているそうです。表面に加工が施されているのでややざらざらとした触感になっており、滑りにくい素材です。
デッキケースの右下側に裁縫のほつれがあったので、中国製で検品が少し雑なんだなと感じました。
デッキケースの内側は乾燥剤とメッセージカードが入っています。「サイドワインダー 133+」の内側はマイクロファイバー素材になっています。
マイクロファイバー素材の内側はさらさらとした触感でカードを傷つけにくい素材です。
外側と内側のサイズは下記の通りとなっています。
- 外寸:H80×W105×D114mm
- 内寸:H70×W97×D96mm
ストレージボックス200(やのまん)とフォールディング・デッキケース(アクラス)と比較した写真がこちらです。
ほぼ同等のサイズですが、「サイドワインダー 133+」はカード保護性能が高い分気持ち大きいサイズ感になっています。
合皮製のデッキケースなのでストレージボックスなどと比較して非常にがっしりとしています。
高額のカードもこれにいれておけば大丈夫という安心感を感じます。
「サイドワインダー 133+」の特徴
「サイドワインダー 133+」はサイドワインダーの名前の通り、カードを横向きに収納して取り出しやすい方式となっています。
ケース側面は取り出しやすいように凹形状になっているので、そこからデッキを掴むことができ取り出しやすい構造になっています。
「サイドワインダー 133+」はデッキケースの蓋(フラップ)の開閉はマグネット固定式となっており開け閉めがしやすいです。
マグネットは4点固定式です。4か所にマグネットが付いているおかげで蓋(フラップ)が勝手に開くことがなく、持ち運びの際にも散らかることはありません。
デッキの中身を入れて逆さにしても自重で開いてしまうようなことはなく、軽く振ってみてもフラップが開くようなことはありませんでした。
カラーバリエーションも豊富です。グリーン、グレー、ブルー、ぺトロール、ホワイト、レッドのカラー展開があります。
「サイドワインダー 133+」の収納枚数
「サイドワインダー 133+」は下記のような目安となっています。
- シングルスリーブで約160枚
- ダブルスリーブで約133枚
- トリプルスリーブで約100枚+αまで収納可能。
実際によく使うダブルスリーブの100枚の統率者デッキを「サイドワインダー 133+」に入れてみましょう。
ダブルスリーブで133枚のカードが入る仕様になっているので、統率者デッキを入れても十分な余裕があります。統率者を入れたローダーも入れることができました。
また、白いスリーブのトークンカードを入れてもまだ余裕のあるサイズ感になっています。
デッキ用のダブルスリーブはサイドインパーフェクト(KMC)とハイパーマット(KMC)を使用しています。
統率者用のローダーはフルプロテクトスリーブ(河島製作所)を使用しています。
まとめ
この記事ではUltimate Guard(アルティメットガード)の「サイドワインダー 133+」のレビューを行いました。
統率者デッキに入っているカードもある程度金額もするものになると思います。そんなカードを収納しておくデッキケースにはカードをしっかり保護してくれることが求められます。
「サイドワインダー 133+」は高級感のあるがっしりとしたデッキケースなので統率者デッキを持ち運ぶには最適なデッキケースだと感じました。