トレーディングカードのプレイの際に、カードを保護するためにスリーブを付けたいけどどんなスリーブを使っていいか分からないという方も多いと思います。
この記事はカードを保護するためにおすすめの二重スリーブを紹介するビギナー向けの記事になっています。
ここではMTGなどの「63mm×88mm」のスタンダード・レギュラーサイズのカードゲームに適した内容になっています。下記にレギュラーサイズのカードゲームの一例を挙げておきます。
- マジック・ザ・ギャザリング
- デュエルマスターズ
- ポケモンカードゲーム
- ONE PIECE(ワンピース)カードゲーム
スリーブとは
まず、スリーブとはカードを1枚づつ入れる袋状の保護フィルムのことです。スリーブを使用する目的には下記のような理由があります。
- カードの保護
- マークドの防止
- カードの反りの防止
- キャラクタースリーブの保護
スリーブを使用することでカードを傷や埃から保護することができます。大事なカードを守るためにスリーブを使用するということですね。
また、むき出しのカードでは傷が付くことによるマークド(傷でカードを識別できる状態)になってしまうため、大会に準じたルールの面からスリーブを使用するということもあります。
Foil(光沢カード)のような特殊な紙を使っているカードは湿気によって反りが発生します。そこで、カードの反りを防止する目的でスリーブを付けておくと対策になります。
オーバースリーブを使用することで、キャラクタースリーブ(キャラスリ)の保護を行う多重スリーブにすることもできます。基本的には一番外側のスリーブは消耗品で、ある程度使用したら交換したほうがよいとされています。
レギュラーサイズのスリーブの種類
レギュラーサイズ用のスリーブは大きく分けて3種類あります。
スリーブのサイズはインナースリーブ、ノーマルスリーブ(キャラクタースリーブor無地スリーブ)、オーバースリーブの3種類があります。
それぞれのサイズは下記の通りです。
- インナースリーブ:64×89㎜
- ノーマルスリーブ:66×92㎜
- オーバースリーブ:68×93㎜
インナースリーブはカードのサイズとほとんど変わらないぴっちりジャストフィットするスリーブです。
ノーマルスリーブはカードを入れる場合にちょうどよい余白のあるスリーブです。
オーバースリーブはそのままカードを入れるには大きいです。このスリーブはノーマルスリーブの上から被せることを前提にしたスリーブです。
二重スリーブの入れ方
これらのスリーブはどのように使えばよいでしょうか。
一重スリーブはノーマルスリーブのみをカードに使用します。
二重スリーブはインナースリーブとノーマルスリーブを重ねて使用して二重にします。
三重スリーブはインナースリーブ、ノーマルスリーブ、オーバースリーブの3種類を使って手厚く保護します。
おすすめの二重スリーブ
ここではおすすめの二重スリーブを紹介します。
インナースリーブにも種類があり、縦入れのスリーブと横入れのスリーブがあります。その違いはなんでしょうか。
縦入れのスリーブはカード保護の目的を十全に発揮したい場合に使用します。カードの保護が手厚くできる代わりにスリーブ内の空気が抜けにくい構造になっています。
横入れのスリーブは縦入れのスリーブと比較して埃等が入りやすくなっているものの、空気抜きがしやすい構成になっています。
縦入れにするか横入れにするかはどちらの機能を重視するかによって好みで決めるといいでしょう。
縦入れならパーフェクトサイズ、横入れならサイドインパーフェクトがおすすめです。
ノーマルスリーブとしてはハイパーマットが有名です。比較的安価で安心の品質と表面がマットになっているので使いやすいスリーブです。MTGプレイヤーがよく使用する定番のスリーブになっています。
まとめ
この記事では二重スリーブのおすすめを紹介しました。
- パーフェクトサイズ or サイドインパーフェクト
- ハイパーマット
お気に入りのカードを良い状態で長く使うのにスリーブは必須になってきますので、是非この記事を活用してみてください。