【初心者向け】MTGアリーナのドラフトのコツ

ドラフトに稼いだゴールドを突っ込む勇気がなかなかでないという人、ドラフトで何をピックしていいかわからないという人、MTGアリーナ初心者の方向けにドラフトのコツを簡単にまとめてご紹介します。

「ドラフト」で検索するとカード点数表が出てくるとは思いますが、初心者の方がカードリストを眺めて、点数表で強さを理解するのはとても大変な作業です。なのでここではドラフト点数表の基礎となる部分もお届けします。

 

こんな人におすすめ
・ドラフトのコツを学びたい人
・ドラフトで何をピックしていいか分からないという方

ドラフトとは何か

 

ドラフトはパックを開封して、1枚取って隣の人に回すことを3パック分繰り返してデッキを作るリミテッド、限定構築というフォーマットのひとつです。ピックして集めたカードで40枚のデッキを組みます。

デッキ構築ルール

  • デッキ枚数は40枚以上(上限なし)
  • デッキに使用しなかったカードがすべてサイドボードになる
  • 同名のカードは何枚でも入れられる
  • 基本土地は選んだカードに入っていなかったとしても、何枚でも入れることができる

 

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デッキのコンセプトはビートダウンからコントロール

ドラフトに限らずリミテッド戦では限られたカードでデッキを組むことになります。まずは、どのようなデッキが組めるかを考えていきましょう。

 

 

デッキの種類としてはアグロ(ビートダウン)、コントロール、コンボの三大アーキタイプが存在します。ドラフトでは基本的にはアグロからコントロールの間くらいのデッキが多くなります。ドラフトで集めた限られたカードではコンボを揃えるのは難しいからです。

まずはアグロ~コントロールを狙ったデッキを作ることを意識しましょう。コンボ要素のあるカードを狙って取ろうとしても揃わなければ無駄になってしまいます。

デッキのコンセプト、勝ち筋というものは重要です。どうやって勝つかを意識しながらピックしていくのがおすすめです。

 

ピックのコツは優先順位にあり!

ピックのコツ、ここではピックの優先順位についてご紹介します。

ボム>除去>回避能力持ちクリーチャー>クリーチャーの優先順位でピックをするのがおすすめです。もちろん偏りすぎるのも良くないのでバランスも重要です。

このピック時の考え方は古くからリミテッドの定番とされてきましたが、近年ではクリーチャーの質が上昇していることもあり、若干の差異があります。

 

1.ボム

干渉の難しい能力を持つ大型クリーチャーやプレインズウォーカーが該当します。出せればゲームの勝敗を決める程のパワーのあるカードです。ボムレアとも呼ばれます。ドラフトの序盤から中盤では色を決める参考になるカードです。また、色変えを検討するきっかけにもなります。

 

2.除去

除去は相手の脅威となるクリーチャーを排除できる頼もしいカードです。相手のクリーチャーを除去できるカードというのは、相手のボムに対処できるということです。相手に負けないことで自分が勝つことに繋がります。ここには一部コンバットトリックも含むこともあります。

また、除去カードはある程度ピックの優先順位が高いことが一般的です。なので、流れてきた除去というのは上流のプレーヤーがその色を使っていないということにも繋がるので、色を決めるための参考情報になり得ます。

 

3.回避能力持ちクリーチャー

回避能力持ちクリーチャーの代表は「飛行」を持っているクリーチャーです。他には威迫、接死、先制攻撃、二段攻撃なども該当します。これらの能力を持っているクリーチャーはブロックされにくくなります。

ドラフトは構築と比較してカードパワーが低いので戦場が膠着するという場面がしばしば起こります。そこで活躍するのが回避能力を持ったクリーチャーです。地上が膠着している隙に「飛行」を持ったクリーチャーで対戦相手のライフを削り切るということが良くある勝ちパターンです。

 

4.クリーチャー

クリーチャー達がドラフトではゲームの主役になります。並レベルのクリーチャーカード1,2枚ではゲームを決定付けることはありませんが勝敗には影響してきます。主役になるカードなので、ある程度重いカードと軽いカードをバランスよくとることが重要です。

 

ピック時のテクニック

ここではピック時に役立つテクニックを紹介します。

 

 

まずは、流れを見ながら強いカードをピックしているとします。ピックしたカードを色毎に分けて並べます。アンプレイアブルなカードはサイドボードに入れておきましょう。こうすることで現在どの色が何枚取れているか一目瞭然になります。どの色を軸にデッキを組むかを考えながらピックしやすくなります。

ある程度ピックしていくと強いカードが含まれる色が山になってくると思います。取れた枚数から色を決めるというのもひとつの基準になります。

 

使う軸色が決まった後は、クリーチャーをマナコスト順に並べましょう。リミテッドの主体はクリーチャーです。

クリーチャーをマナコスト通りにプレイできれば綺麗に展開していくことができます。クリーチャー以外は端によせて枚数管理しましょう。

このように並べておくことで複数のピックの選択肢がある場合に足りないマナ域のクリーチャーを優先してピックできるようになります。

 

デッキは2色にまとめよう!

 

デッキのカラーリングは2色程度にまとめられるようにピックしましょう。

ドラフトでは構築のように多色土地を大量に使うことができないため、色を増やすとその分、色マナが出ないといったマナのトラブルに出会う可能性が上がります。

環境にもよりますが、3色以上のカラーリングにするにはボムが取れているといった理由が必要になるでしょう。他のプレイヤーと取り合いにならないように色を抑えた方がデッキが強くなるということもあります。逆に単色では色事故は起こりませんがカードパワーが足りないという事態になりがちです。

おおよそデッキが組みあがりましたら土地は17枚入れ、土地以外が23枚になるように調整しましょう。これはリミテッドでデッキを組む際の定石です。17枚という土地の枚数はマリガン基準や、3マナまでスムーズに土地を置けるかといった要素で考えたときにベターな選択となります。

 

対戦でのプレイングのコツ

デッキができたら次は対戦に移ります。構築とはデッキ構成もパワーも違いますので、ドラフトならではのデッキを活かすプレイングをする必要があります。ここでは、構築とリミテッドのプレイングの差として特徴的なものを挙げてみました。

 

1.除去は温存する

安易に除去を切らないことも重要になります。序盤に対戦相手の出してきた何でもない2/2クリーチャーに除去を使うのはもったいありません。リミテッドではクリーチャーはクリーチャーで止めるのが基本になってきます。2/2のクリーチャーには2/3のブロッカーを用意して対応するのがよいです。

もし、ボムをピックできていたなら、ボムが来るまで耐えるプレイングをする戦略もあります。クリーチャーで膠着させ、相手のボムに除去を当てて、自分のボムが来るのを待つ戦い方をしましょう。

 

2.ライフはリソースという考え方

ライフが少し減ったところで負けにはなりません。ライフが0になったときに負けになるというのが重要です。

クリーチャーでブロックする場合を考えてみましょう。相手クリーチャーを一方的に打ち取れる状況なのに相手は攻撃してきました。そういう場合はコンバットトリック(クリーチャー強化スペルなど)を相手が持っている確率が高いです。ここでは安易にブロックせずにライフを減らすという選択をすることでクリーチャーを死亡のリスクから守ることができます。ライフをリソースに自分が有利な状況になるまで待つということも選択肢に入ります。

このようにライフというリソースを支払い、様々なことを選択する権利が得られます。

 

3.ライフが0になるまで諦めないこと

対戦相手も自分もデッキの強さは構築よりも低いです。なので、自分が不利な盤面でも対戦相手から見れば、ライフを0まで削るのは難しいという場面があります。例えば、戦場は不利な盤面になっていても相手はハンドを使い切っていて、自分はまだハンドをたくさん持っているときなど。不利になったからといって投了せず、チャンスを待つことはとても重要です。

 

まとめ

この記事を読んで、ドラフトに興味を持ち勝ち越しできるようになってもらえればとても嬉しいです!

ドラフト初心者の方にはクイック・ドラフトをおススメしています。詳細は下記の記事に載せているので是非ご覧下さい。

 

 

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