「アルケミー:兄弟戦争」カード評価

この記事では12月14日に実装の「アルケミー:兄弟戦争」のカードレビューを行います。今回は色別に個別評価をしていきます。

「アルケミー:兄弟戦争」では30枚のカードが新しく追加されます。

公式のカードイメージギャラリーはこちら

《By Elspeth's Command》

兵士デッキでの活躍が期待できるエンチャント。兵士デッキの3マナ域としては《包囲の古参兵》、《天空射の士官》に次いで採用されるカードとなりそうです。兵士デッキがアルケミーにおけるゴブリンデッキに次ぐ部族デッキの地位を獲得することができるのか期待です。

 

《Norn's Disassembly》

歴史的なパーマネントをライブラリーの別の歴史的なカードに変換することができるエンチャント。抽出なので変換先をほとんど選べないのはデメリット。血・トークンなどの多数生成できるアーティファクト・トークンを生け贄にするとこのカードを最大限活用できるでしょう。

 

《Patchplate Resolute》

兵士クリーチャーとしてみた場合は兵士デッキの3マナ域は豊富にあるため、激しいポジション争いになることが予想されます。戦場に出たときと離れたときに次に唱えたクリーチャーに+1/+1カウンターを置くことができます。蘇生も合わせると1枚でカウンターを合計4個置くことができるのでカード自体はかなり優秀。

 

《Tawnos Endures》

明滅・ブリンク系カードの1枚。アップキープに戦場に出すことを選ばなければ、毎ターン、パワー/タフネスへの修正を受けられます。試作品を完成品として戦場に戻せるカード。

スポンサーリンク

《Hurkyl's Prodigy》

パワーストーン生成とアンブロッカブルになる能力を持つリミテッド向きのクリーチャー。パワーストーンによるマナ加速ができるがアルケミー構築環境で通用するかは怪しい。

 

《Piece It Together》

強度が4のとき追加ターンを得ることができます。4回唱えるのはなかなか大変なので効果に見合ったコストといえそうです。

 

《Warzone Duplicator》

4マナ3/3、バウンス、1ドロー相当と考えると破格の性能。6マナ6/6、バウンス、1ドロー相当でももちろん強力。相手のクリーチャーのコピーを複製になるので多少強さは上下します。

《Forgefire Automaton》

アップキープに自身のパワー以下のクリーチャーをリアニメイトできる能力を持っています。パワーが自身と同じとなってリアニメイトされるので、《スカラベの神/The Scarab God》のリアニメイト能力にちょっと近いかも。リアニメイトしたクリーチャーは永久にパワー修正を受けるため、繰り返しのリアニメイトはできないデザインとなっています。現在の環境では恒常的にクリーチャーを墓地に落とせるラクドスサクリファイスで使いやすいカードです。ヒストリックでは《戦慄衆の解体者/Dreadhorde Butcher》のようなカードと相性がよくなっています。

 

《Gixian Recycler》

墓地に置かれたときに《Gixian Recycler》を墓地に創出します。2回分「蘇生」が使えるようになるのでお得なカード。構築目線でみるとパワー不足感が否めない。何かしらのコンボに繋げることができれば評価アップができます。

 

《Lonely End》

後手だと追加ボーナスのあるスペル。

 

《Penregon Besieged》

《婚礼の発表/Wedding Announcement》を始めとする横並び系デッキ相手に強くでることができます。クリーチャーがいなくなると消滅する《黒死病/Pestilence》を彷彿とさせるカードです。

《Fallaji Antiquarian》

戦場のアーティファクトかクリーチャーのコピーを墓地に創出するカード。《回路の修理屋/Circuit Mender》のようなカードと相性がいいです。

 

《Kayla's Kindling》

似たカードには前回の「アルケミー:団結のドミナリア」で収録された《ゴブリンの流入結界》があります。こちらはマナコストの軽減と4マナというマナコストの軽さもあってアルケミーの赤単ゴブリンデッキで活躍しています。また、《ファイレクシアの幻視/Visions of Phyrexia》も競合として挙がってくるでしょう。

 

《Melt Through》

1マナ2点で《ショック/Shock》の上位互換。ダメージが取り除かれなくなるので《黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypse》のようなタフネスの高いクリーチャーへの対処法のひとつとして活用できます。類似カードとしては《ウスガートの怒り/Uthgardt Fury》がありますが、こちらもあまり姿を見なかったので同様に使われる機会は少ないでしょう。

 

《Tomakul Phoenix》

死亡するたびに強くなって戻ってくる不死鳥。ロングゲームに強いカードになっています。

《Argothian Uprooting》

土地をクリーチャー化するソーサリー。その土地・クリーチャーが戦場を離れても、代わりに森が戦場に創出されるので安心です。現状のカードプールではコンボには至らなそうですが、今後新しいコンボが開発されることに期待が持てるカードです。

 

《Foundry Groundbreaker》

マナ加速とマナフラッド受けを同時に行うことができるクリーチャー。4マナのクリーチャーで比較すると《ウィンドグレイスの魂/Soul of Windgrace》が近いでしょうか。《ウィンドグレイスの魂》も戦場に出たときにランプすることができます。《ウィンドグレイスの魂》がそこまで活躍していないことを考えるとこのクリーチャーの能力は控えめといえるでしょう。

 

《Legion of Clay》

条件を満たすたび戦場のクリーチャーに永久に修正を与えることができます。現状のカードプールではいい使い道が思い浮かびません。

 

《Sylvan Smite》

後手番だとカウンターの置ける一方格闘。

多色

《Argivian Welcome》

直近のカードでは《邪悪を打ち砕く/Destroy Evil》を思い出させるカードです。現在のカードではパーミッションを組むのは非常に難しいので、このカードが活躍できる環境ではなさそうに思います。

 

《Assemble the Team》

4枚積みなどの複数枚採用しているカードをサーチする場合には活躍が期待できるサーチスペルです。

 

《Crucias, Titan of the Waves》

土地カードを捨てて他のカードを抽出することができるのでマナフラッド受けに加えて、宝物を生成することもできるのでマナスクリューも受けることができるクリーチャー。ルーティングと宝物生成能力という二つの能力は《鏡割りの寓話/Fable of the Mirror-Breaker》を彷彿とさせます。色拘束や除去耐性という観点から比較してしまうと《鏡割りの寓話》の方がデッキに採用されやすいでしょう。5枚目、6枚目の《鏡割りの寓話》としての採用は弱いながらも検討の余地はあるかも。《鏡割りの寓話》がいかに強いかを思い知らされます。

アルケミーに実装後は徐々にデッキに採用される枚数が増え、ラクドス系ミッドレンジでは4枚採用も珍しくない状況になりました。高マナ域の絶望招来などのカードを確定サーチする動きが非常に強力。

 

《Great Desert Hellion》

サイズの大きい《ボーマットの急使/Bomat Courier》のような扱いになりそうです。こちらは毎ターンカードを捨てるという大きなデメリットが付いています。

 

《Jarsyl, Dark Age Scion》

強度と同じマナコストのカードを墓地から唱えることができるクリーチャー。軽いカードが強い下環境ほど強く使えるカードになっています。組み合わせるならば青が最適でしょうか。マナコストに(緑)を含むのが気になるところで、緑はパーマネントカードが多いカラーなので墓地から呪文を唱えるにはやや不向きなカラーリングです。ヒストリックで墓地のスペルを使いまわすという点では《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》が近いかもしれません。《戦慄衆の秘儀術師》と比較すると《Jarsyl, Dark Age Scion》はインスタント、ソーサリー以外も唱えることができるという点があります。

 

《Perilous Iteration》

2マナ以下のカードと3マナ以上のカードを抽出できるサーチカード。手札に残っていれば捨てる必要があるが、捨てるのをメリットととらえることもできる。ヒストリックであればマッドネスなどのシナジーや疑似的な《納墓/Entomb》として活用できる。ただ赤緑というカラーリングのため上手く使うには多色が必須になりそうです。

 

《Raddic, Tal Zealot》

白と黒からの呪禁を持っておりタフネスが4あるため、かなり高い除去耐性を持っています。ただし、現在のアルケミーのメタゲームだと《溶鉄の衝動》はよくみる除去スペルであるため過信は禁物。

 

《Richlau, Headmaster》

能力をアルケミーで活かすのはかなり難しそう。

 

《Rusko, Clockmaker》

《真夜中の時計/Midnight Clock》を創出できるクリーチャー。ドレイン能力も持っています。ミッドレンジデッキで使われそうな能力ですが、単体ではカードパワーがやや足りない印象です。《真夜中の時計》と《黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypse》を組み合わせて大量ドローからの大量ゲインするといった強力なシナジーをデッキに搭載しておく必要があるでしょう。

 

《Yotian Courier》

パワーストーンによるランプ能力とカードを抽出するアドバンテージ獲得の二つの能力を持ちます。ただ、それぞれ隔ターンに1回なので能力はやや悠長。

無色

Urza's Construction Drone

ウルザランドをライブラリーに生成するクリーチャー。攻撃して死亡すれば、2ドロー相当とみることもできるカードなので強力な部類に入るでしょう。アルケミー環境で基本土地でない不特定の土地をサーチできるのは《ティタニアの命令/Titania's Command》のみとなっています。《ティタニアの命令/Titania's Command》と組み合わせれば一気にウルザランドを揃えることが可能です。

まとめ

他のアルケミー追加パックと比較すると大人しめのカードパワーといった印象を受けました。これらのカードがアルケミー環境で使われることに期待したいですね!

スポンサーリンク