Pauperの氷雪フェアリーを解説して欲しいニャ
先日、PauperにCompetitive Leagueが実装されましたね。今回はPauperで長らくTOP Tierの氷雪フェアリーを解説していきたいと思います。直近Pauper Leagueで5-0しているデッキで解説します。
この記事の目次
氷雪フェアリーについて解説!
海外ではIzzet Delverと呼ばれています。青赤で《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》を用いたデッキということですね。日本では主に氷雪フェアリーと呼ばれています。青赤の氷雪土地を使ったフェアリー《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》を使ったデッキということですね。ひとことで言えばクロックパーミッションデッキです。デッキのポイントを4つに絞って解説します。
Deck List Izzet Delver
Creatures (19)
4:《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
4:《フェアリーの悪党/Faerie Miscreant》
4:《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》
4:《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》
3:《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours》
Spells (23)
3:《渦まく知識/Brainstorm》
3:《稲妻/Lightning Bolt》
3:《思案/Ponder》
4:《定業/Preordain》
4:《雪崩し/Skred》
4:《対抗呪文/Counterspell》
2:《噴出/Gush》
優秀な飛行クロックを採用
《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》はPauper界においては最強クラスのアタッカーです。1マナ3/2飛行はコモンとしてはオーバースペックと言ってもいいでしょう。モダンでも活躍する超優良コモン。
《フェアリーの悪党/Faerie Miscreant》は1/1飛行と並みのスペックですが、《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》と《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours》の種として大いに活躍します。
優秀なEtb能力を使いまわす
《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》はEtB能力でアドバンテージが取れるカードです。地上の2/2をしっかり止める仕事もこなす優秀なクリーチャーです。
《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》は場に出たときにフェアリーの数い赤のマナコストの呪文を打ち消すクリーチャーです。《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours》で回収する動きは理不尽さを感じさせることでしょう。SSSとも呼ばれます。《対抗呪文/Counterspell》と合わせて相手の動きを封じていきます。
《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours》は1,2マナの軽量クリーチャーを使って忍術で場に出てくるクリーチャーです。他のクリーチャーを使いまわす動きも、アドバンテージを取る手段の少ないPauperでは重要ですが、戦闘ダメージを与えるたびにカードを1枚引く能力も十分に強力です。止められなければ、それだけでゲームを決めることもあります。
大量のドローによる安定化
《渦まく知識/Brainstorm》で手札を整えながら、不要牌を《灰のやせ地/Ash Barrens》でシャッフルする動きもデッキの回転を安定化させてくれます。
《思案/Ponder》、《定業/Preordain》で序盤は土地を探して、後半は回答を探すた動きをしていきます。多数のドロー呪文を入れていることと、低マナ域にデッキを寄せることで、土地18枚を可能にしています。
《噴出/Gush》は《島/Island》を2枚を戻すことでフリースペルになる優良カードです。手札が一気に増えます。
赤によって得た火力
《稲妻/Lightning Bolt》はタフネス3まで焼くことができます。特に《コーの空漁師/Kor Skyfisher》を処理するのに役立ちます。
《雪崩し/Skred》を使うために赤(氷雪)を使っているといっても過言ではないカードです。5枚の氷雪土地を揃えれば、赤1マナで《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》を処理できるようになります。青単デルバーであれば、通したらほぼ負けが確定する《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》を処理することができるのが氷雪フェアリーです。
ここまで読んだあなたは、立派な氷雪フェアリー使いになれるニャ!
https://mtgcoon.com/entry/2018/11/21/122743