【スタンダード】エスパーミッドレンジのデッキ解説【DMU】

この記事では「ドミナリアの団結」環境におけるエスパーミッドレンジのデッキ解説を行います。

エスパーミッドレンジとは

エスパーミッドレンジは《策謀の予見者、ラフィーン》を軸に構築されたデッキです。エスパーカラーのため除去、カウンター、ドローといったコントロール要素の強いカードを使えるデッキとなっています。《ラフィーンの塔》のおかげで安定したマナベースを作ることができ、アーキタイプとして成立することができています。

サンプルデッキ:デッキリスト

2022/9/10~11に開催された、参加者687名が出場する大規模なMTGアリーナの大会「ジャパンオープン2022」で優勝したのがエスパーミッドレンジでした。

出典:mtgmelee

▼MTGAインポートリスト

デッキ
4 ファイレクシアの宣教師 (DMU) 27
4 婚礼の発表 (VOW) 45
4 しつこい負け犬 (SNC) 97
4 放浪皇 (NEO) 42
2 夜明けの空、猗旺 (NEO) 2
4 コイロスの洞窟 (DMU) 244
2 砕かれた聖域 (VOW) 264
1 皇国の地、永岩城 (NEO) 268
1 見捨てられたぬかるみ、竹沼 (NEO) 278
1 沼 (BFZ) 260
4 ラフィーンの塔 (SNC) 254
4 策謀の予見者、ラフィーン (SNC) 213
2 切り崩し (DMU) 89
4 邪悪を打ち砕く (DMU) 17
3 アダーカー荒原 (DMU) 243
4 難破船の湿地 (MID) 267
3 さびれた浜 (MID) 260
1 セラの模範 (DMU) 32
1 勢団の銀行破り (NEO) 255
1 漆月魁渡 (NEO) 226
3 かき消し (SNC) 49
1 天上都市、大田原 (NEO) 271
1 平地 (RTR) 250
1 軽蔑的な一撃 (GRN) 37

サイドボード
2 食肉鉤虐殺事件 (MID) 112
2 切り崩し (DMU) 89
3 軽蔑的な一撃 (GRN) 37
2 未認可霊柩車 (SNC) 246
1 ギックスの残虐 (DMU) 87
3 墓地の侵入者 (MID) 104
1 勢団の銀行破り (NEO) 255
1 漆月魁渡 (NEO) 226

《夜明けの空、猗旺》をマナカーブの頂点に据えたミッドレンジデッキで、《ファイレクシアの宣教師》、《邪悪を打ち砕く》の2種類が他の入賞デッキと比較すると特徴的なリストになっています。

平均マナコストは2.7とやや軽めの仕上がりになっていますが、《ファイレクシアの宣教師》のキッカーや《しつこい負け犬》を墓地から唱えたときのコストなどマナフラッドを受けられる構成になっています。

各カード解説

各カードの特徴について解説していきます。

《切り崩し》は「団結のドミナリア」に収録された、除去スペルでパワーとタフネスの合計が5以下のクリーチャーを破壊することができます。複数枚は欲しくないカードなので採用枚数は少な目に抑えられています。

《ファイレクシアの宣教師》はキッカーでクリーチャーを墓地から回収することもでき、マナフラッド受けに一役買っているクリーチャーです。また、現環境では《黙示録、シェオルドレッド》のライフルーズ、《絶望招来》のライフルーズ、《食肉鉤虐殺事件》のライフルーズやペインランドのようなコンバット以外でダメージを失う機会が多いため、気付かぬ内にライフが減少していることが多々あります。《ファイレクシアの宣教師》は絆魂を持っているため、ライフレースを制しやすく環境にマッチしていると言えるでしょう。《ファイレクシアの宣教師》が2枚揃うと毎ターンチャンプブロックすることもできるため粘り強い名脇役となるカードです。

《しつこい負け犬》は2マナ3/2の役割と奇襲を持ったクリーチャーです。奇襲で出した際は死亡時にカードを1枚ひくことができ、マナフラッドを受けを兼ねているクリーチャーです。奇襲時のコストとしてライフの支払いが発生するので、これのカバーにおいても《ファイレクシアの宣教師》が有効に働きます。

《邪悪を打ち砕く》は「団結のドミナリア」に収録された、エンチャントorタフネス4以上のクリーチャーを破壊するスペルです。このような条件のあるカードはサイドボードに採用されるのが一般的ですが、優勝したデッキリストではメインデッキに4枚採用されています。エスパーミッドレンジの《婚礼の発表》、グリクシスミッドレンジの《鏡割りの寓話》、《穢れたもの、ソルカナー》、黒単ミッドレンジの《黙示録、シェオルドレッド》など、トップメタのデッキにはどれも《邪悪を打ち砕く》が有効なカードが入っているので、着眼点の素晴らしい採用だと感じます。

《かき消し》は2マナで呪文1つを打ち消すことができる呪文です。4ターン目に2マナで2アクションを取ったり、後手の場合は3マナのカードを打ち消すなど、序盤に強い打ち消し呪文になっています。

《軽蔑的な一撃》はマナ総量が4以上を打ち消すことができるスペルです。終盤に強い打ち消し呪文になっています。

《勢団の銀行破り》は単体でハンド・アドバンテージを得ることができるカードです。機体の特性上、《ヴェールのリリアナ》の生け贄能力で生け贄に捧げる必要がないので対抗策となるカードとなっています。

《策謀の予見者、ラフィーン》はデッキの軸となるカードで、クリーチャーの強化、マナスク・マナフラ受けと多種の役割をこなします。護法(1)も持っているため、除去されづらいクリーチャーです。

《婚礼の発表》はトークン生成、ドロー、全体強化と幅広い役割を持っているカードです。2マナのクリーチャーだけではクロックが大きくないので、それを補うことができるカードになっています。

《漆月魁渡》はドローとトークン生成能力を持つプレインズウォーカーです。特にドロー能力目的でデッキに採用されています。複数引きたいカードではないので採用枚数は1枚程度になっています。

《放浪皇》は強化、トークン生成、除去と複数の役割を持つプレインズウォーカーです。デッキに採用されている除去呪文は《切り崩し》、《邪悪を打ち砕く》程度なので、除去という面でも大きな役割を持っています。

《セラの模範》は3マナ以下のパーマネントを墓地から唱えることができます。終盤に出すカードでマナフラッド受けを担うカードです。出たときに仕事ができるようにダブルアクション分のマナが生み出せる状態のときにプレイしたいです。

《夜明けの空、猗旺》は《消失の詩句》のような追放除去がローテーション落ちしたため活躍が期待されていたクリーチャーです。飛行を持っているため攻撃を通しやすく、加えて警戒も持つため対戦相手の《放浪皇》で除去されないのが強みです。死亡時にはライブラリートップ7枚を見て4マナ以下になるようにパーマネントを戦場に出せるので、ボードアドバンテージを得ることができるカードです。

まとめ

この記事ではエスパーミッドレンジのデッキ解説を行いました。エスパーミッドレンジは柔軟に戦うことのできるミッドレンジのデッキで、プレイングの幅が広いデッキになっています。プレイしがいのあるデッキになっているので実際にプレイしてみてください。

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