この記事では「ドミナリアの団結」環境におけるヒストリックのイゼットウィザードのデッキ解説を行います。「団結のドミナリア」で収録された《戦闘魔道士の隊長、バルモア》よってデッキがアップデートされました。
イゼットウィザードとは
イゼットウィザードはウィザードであるクリーチャーを中心に採用したデッキです。果敢のような強化能力を持ったクリーチャーが多数存在します。これによって、相手のクリーチャーを除去したりドローを行ったりしながら高い打点で攻撃することができます。赤の火力、青のドローを採用することができ、バランスのいいデッキとなっています。
「ドミナリアの団結」では《戦闘魔道士の隊長、バルモア》が新しくデッキに採用されています。
サンプルデッキ:デッキリスト
相棒
1 湧き出る源、ジェガンサ (IKO) 222
デッキ
4 損魂魔道士 (AKR) 175
4 A-対称の賢者 (STX) 56
4 戦慄衆の秘儀術師 (WAR) 125
3 戦闘魔道士の隊長、バルモア (DMU) 196
1 棘平原の危険 (ZNR) 166
4 火遊び (MID) 154
4 考慮 (MID) 44
4 魔術師の稲妻 (DAR) 152
4 無謀なる突進 (MH1) 144
4 表現の反復 (STX) 186
4 静電気の放電 (J21) 25
1 A-導師の導き (STX) 46
1 山 (BFZ) 265
2 シヴの浅瀬 (DMU) 255
4 尖塔断の運河 (KLR) 286
3 河川滑りの小道 (ZNR) 264
3 バグベアの居住地 (AFR) 254
4 蒸気孔 (GRN) 257
1 天上都市、大田原 (NEO) 271
1 反逆のるつぼ、霜剣山 (NEO) 276
サイドボード
1 王家の跡継ぎ (ELD) 199
3 砕骨の巨人 (ELD) 115
1 湧き出る源、ジェガンサ (IKO) 222
1 呪文貫き (XLN) 81
1 削剥 (AKR) 136
2 削剥 (AKR) 136
3 神秘の論争 (ELD) 58
3 未認可霊柩車 (SNC) 246
「団結のドミナリア」で収録された《戦闘魔道士の隊長、バルモア》が採用されたデッキリストになっています。平均マナコストは1.6と非常に軽量なデッキです。
各カード解説
《損魂魔道士》は果敢を持ったクリーチャーです。非クリーチャースペルを唱えた際にサイズアップすることができます。相手クリーチャーに-1/-1カウンターを置くことができる能力も強力で、戦闘などと絡めることで一方的に相手のクリーチャーを排除することができます。
《対称の賢者》は魔技を持ったクリーチャーです。魔技により基本のパワーを3まで上げることが可能で、《戦慄衆の秘儀術師》とも相性がよいカードです。また、飛行を持っていることも重要で、ヒストリック環境ではほとんどブロックされることなく、対戦相手にダメージを与えることが可能です。
《戦慄衆の秘儀術師》はパワー以下のマナ・コストである呪文を攻撃時に唱えることができます。《対称の賢者》、《戦闘魔道士の隊長、バルモア》、《無謀なる突進》とシナジーを持っています。
《戦闘魔道士の隊長、バルモア》は「ドミナリアの団結」で収録された飛行持ちのクリーチャーです。インスタント&ソーサリーを唱えたときに全体修整を与える能力は非常に強力に働きます。また、トランプルを付与することができるので、《無謀なる突進》のパンプアップを最大限発揮させることができます。
《火遊び》は汎用性の高い軽量除去です。
《静電気の放電》は火力スペルで唱えるたびに強度が上がり高い打点を出すことができます。
《魔術師の稲妻》はウィザードをコントロールしている場合、1マナで唱えることができる火力呪文になります。
《無謀なる突進》はパワー修整に加えて速攻を付与することができるソーサリーです。《戦慄衆の秘儀術師》とは相性がよく、墓地の呪文をほとんど唱えることができるようになります。《対称の賢者》との組み合わせも強力でこのスペルを1マナで唱えるだけで打点が7も上がります。常にリーサルを意識しておきたいカードです。
《考慮》は1マナでウィザード達の能力を誘発させることができます。ハンドが十分強ければ、すぐに唱えずにクリーチャーを展開してからプレイする選択肢もあります。
《表現の反復》は2マナでハンド・アドバンテージを稼ぐカードです。軽いコストの呪文が多く息切れしやすい構成なので、それをサポートしてくれる呪文になります。
《導師の導き》はウィザーとをコントロールしている場合に占術1とドローすることができるスペルを2回使うことができます。
まとめ
この記事ではイゼットウィザードのデッキ解説を行いました。ヒストリックの中ではレアリティの低めのデッキになっているので比較的デッキを組みやすくなっています。