「ヒストリックアンソロジー5」に収録されるカードが公開され始めました。《ドラゴンの嵐》の収録が告知されたので、《ドラゴンの嵐》でどんなことができるのかを調べてみましたので紹介します。
- 《ドラゴンの嵐》の使い方を知りたい
- 《ドラゴンの嵐》のコンボの仕組みを学びたい
この記事の目次
《ドラゴンの嵐》とは
《ドラゴンの嵐》はストームを持つスペルでライブラリーからドラゴンを戦場に出す効果を持っています。ストームはこのターンにスペルを唱えていたらその回数分、スペルをコピーする能力です。まさに嵐のようにドラゴンが戦場に出てきます。
9マナと非常に重い《ドラゴンの嵐》はマナ加速スペルを使ってストームを増加させつつ唱えるというのが王道的な使い方です。ヒストリックのカードプールでは《アイレンクラッグの妙技》がよい相方になりそうです。
王道的な《ドラゴンの女王、ラスリス》と《峰の恐怖》のコンボ
スペルを唱えストームを稼ぎ、《ドラゴンの嵐》を計3発分打てる状態になった場合は赤単色でも20点ダメージの即死コンボが成立します。
《ドラゴンの女王、ラスリス》と《峰の恐怖》×2体を《ドラゴンの嵐》によってライブラリーから選択すると、それぞれのクリーチャーの効果で20点のダメージを飛ばすことができます。
《ドラゴンの女王、ラスリス》と《峰の恐怖》コンボの手順
- 《ドラゴンの嵐》×3発分を唱える
- 《ドラゴンの女王、ラスリス》が戦場に出る
- 《峰の恐怖》(1体目)が戦場に出る
- 《ドラゴンの女王、ラスリス》によりドラゴントークン(1体目)が生成される
- 《峰の恐怖》(1体目)によりドラゴントークン(1体目)のパワー分の5点ダメージ
- 《峰の恐怖》(2体目)が戦場に出る
- 《峰の恐怖》(1体目)により《峰の恐怖》(2体目)のパワー分の5点ダメージ
- 《ドラゴンの女王、ラスリス》によりドラゴントークン(2体目)が生成される
- 《峰の恐怖》(1,2体目)によりドラゴントークン(2体目)のパワー分の5点×2のダメージ
《峰の恐怖》と《帰ってきた刃の翼》の無限コンボ
《帰ってきた刃の翼》は戦場に出たときにドラゴンを墓地から戦場に戻す能力を持っています。この能力を利用し《帰ってきた刃の翼》戦場に出し、墓地から《帰ってきた刃の翼》を戻し、レジェンド・ルールによって片方を墓地に落とし、戦場に出た効果で再度《帰ってきた刃の翼》を戦場に出す...と繰り返すことで、無限ループになります。(レジェンド・ルールの詳細はmtgwikiが分かり易いです。)
この無限ループと合わせて戦場に《峰の恐怖》がいれば無限ダメージのコンボが成立するという仕組みです。《峰の恐怖》と《帰ってきた刃の翼》×2体はどちらもドラゴンであるため、《ドラゴンの嵐》計3発分(ストーム2)で戦場に揃えることができます。
応用として、墓地に《帰ってきた刃の翼》か《峰の恐怖》があれば、《ドラゴンの嵐》を計2発分(ストーム1)で唱えたとしても、《帰ってきた刃の翼》の効果で墓地から釣り上げて、無限ループ・無限ダメージを決めることができます。
《ミジックスの熟達》との組み合わせが主流になると予想
また、《ミジックスの熟達》で墓地の《ドラゴンの嵐》を唱えれることができれば計2発分(ストーム1)になるので、早期にコンボを決めることができます。《信仰無き物あさり》などで《ドラゴンの嵐》、《帰ってきた刃の翼》or《峰の恐怖》を墓地に落とし、《ミジックスの熟達》でコンボを決めるというタイプのデッキが活躍するかもしれませんね。
まとめ
ドラゴンを集結させる《ドラゴンの嵐》は非常に豪快な能力を持ったカードです。
「ヒストリックアンソロジー5」がMTGアリーナに実装されたら是非試してみたいですね!