この記事ではMTGアリーナのヒストリックにおける「ボロスハンマータイム」を紹介します。
このデッキは「アルケミー:ファイレクシア」と「イニストラードを覆う影リマスター」でそれぞれ装備コストを踏み倒すキーパーツを入手したことで実用レベルまで引きあがったデッキです。
ボロスハンマータイムとは
「ボロスハンマータイム」はハンマーの由来となる《巨像の鎚/Colossus Hammer》を装備した巨大クリーチャーで攻めるデッキです。装備(8)の正規のコストを払って装備されることはほとんどなく、何らかの手段を使って無理やり装備するのが一般的です。
2023年3月1日に実装された「アルケミー:ファイレクシア」で《ケンバの装具役/Kemba’s Outfitter》が収録されたことで、装備コストを踏み倒すことができるカードが増えたので安定感が増しました。これによってアーキタイプとして成立するようになってきました。
「イニストラードを覆う影リマスター」にて《シガルダの助け/Sigarda's Aid》が収録されたことによって、直接《巨像の鎚》を装備させることができるカードがさらに増えて、コンボが決まりやすくなりました。
サンプルデッキリスト
このサンプルデッキリストは、Historicは大型大会が少なく特に何かの実績を残しているというリストではありませんので、叩き台としての参考にしてください。実際にデッキを組んでみて改造して頂けると嬉しいです。
デッキ解説
《ケンバの装具役》、《シガルダの助け》、《耐え忍ぶカー、ケンバ》で装備コストを軽減または直接装備することができます。
《ファイター・クラス》は第1章でライブラリーから装備品を手札に加えることができるので、この効果で《巨像の鎚》をサーチします。これによって、《巨像の鎚》が実質8枚体制です。
装備品の付け先としては《火刃の突撃者》、《騒音の悪獣》が優秀です。死亡時にパワー分のダメージを飛ばすことができるので、《巨像の鎚》が付いていれば11点のダメージとなります。
上記のクリーチャーは《ドスン》で投げ飛ばすことで、直接10点超のダメージを狙うことができます。
1ターン目に《騒音の悪獣》を出し、2ターン目に《シガルダの助け》によって《巨像の鎚》を《騒音の悪獣》に付けて攻撃すると戦闘ダメージで11点のダメージ与えることができます。さらに、《騒音の悪獣》の効果で生け贄に捧げることでパワー分のダメージを飛ばすことができ11点のダメージを与えることができます。これで計22点で最速2ターンキルすることができます。
まとめ
この記事ではヒストリックにおける「ボロスハンマータイム」を紹介しました。
非常に高速なデッキで回転率がいいので、デイリークエストの消化などのお供に使ってみてください。