MTGアリーナを始めたばかりの初心者の方はどんなデッキがあるのか、どんなデッキが強いのか分からないことが多いと思います。また、現在の環境トップのデッキを作るにはワイルドカードが足りないということが起きることでしょう。
この記事では無課金でゲームを遊んでいるプレイヤーにも優しい、ワイルドカードを使う枚数の少ないデッキを紹介していきます。
初心者におすすめのデッキとは
大会で優勝した環境トップのデッキはもちろん強いのですが、資産の都合上、思い切ってデッキを作るのは中々難しい思います。いろんなデッキで遊ぶことも楽しみのひとつなので、低資産、格安でデッキが組めるデッキがあると嬉しいですよね。
格安デッキでも下記のような基本を押さえたデッキになるように調整するのがおすすめです。
- 明確な勝ち筋がありプレイしやすい
- マリガン基準が分かり易い
- 除去の重要性
- マナスクリューへの対策
- マナフラッドへの対策
ここでは、資産の都合も考慮してサイドボードの準備が不要なBo1のデッキを紹介します。
アゾリウスアグロ
アゾリウスアグロはクリーチャーをスペルでバックアップしながらアドバンテージを取って行く白青カラーのテンポデッキになっています。
デッキ
4 照光の巨匠 (SNC) 17
4 平地 (HBG) 292
4 帳簿裂き (SNC) 46
10 島 (HBG) 296
3 警備の抜け道 (SNC) 59
4 嵐追いのドレイク (VOW) 82
4 呪文貫き (NEO) 80
2 消えゆく希望 (MID) 51
4 とんずら (SNC) 62
3 下支え (DMU) 64
4 戦闘研究 (DMU) 44
2 フェアリーの荒らし屋 (SNC) 44
2 農家の勇気 (MID) 24
2 渦巻く霧の行進 (NEO) 61
4 アダーカー荒原 (DMU) 243
4 さびれた浜 (MID) 260
クリーチャーは《照光の巨匠》、《フェアリーの荒らし屋》、《帳簿裂き》、《嵐追いのドレイク》の4種類です。
《照光の巨匠》は自分の呪文の対象になるたびに謀議が行えるクリーチャーで育てて大きくすることが可能です。《警備の抜け道》との組み合わせは非常に強力で、ブロックされない状態にしながらサイズアップしつつ攻撃することが可能です。二段攻撃なので通常の倍効果が誘発します。
《嵐追いのドレイク》は自分の呪文の対象になったときにカードを1枚引くことができます。《戦闘研究》と組み合わせれば多大なアドバンテージを取ることができます。
レア以上のカードは《帳簿裂き》、《アダーカー荒原》、《さびれた浜》、《渦巻く霧の行進》の4種類になっています。《アダーカー荒原》、《さびれた浜》、《渦巻く霧の行進》は採用枚数を絞ったり代用が効くカードになっているので、無理をしてワイルドカードを消費しなくても問題はありません。
ラクドスサクリファイス
ラクドスサクリファイスは生け贄に主軸にシナジーで固めた黒赤カラーのデッキになっています。
デッキ
4 鬼流の金床 (NEO) 230
9 山 (HBG) 304
7 沼 (HBG) 300
4 税血の収穫者 (VOW) 232
4 霜剣山の製錬者 (NEO) 164
4 ヴォルダーレンの美食家 (VOW) 182
4 実験統合機 (NEO) 138
4 硫黄泉 (DMU) 256
2 冥府の掌握 (MID) 107
4 電圧のうねり (NEO) 171
4 龍火花の反応炉 (NEO) 137
2 食肉鉤虐殺事件 (MID) 112
4 鏡割りの寓話 (NEO) 141
4 憑依された峰 (MID) 263
クリーチャーは《ヴォルダーレンの美食家》、《税血の収穫者》、《霜剣山の製錬者》の3種類になっています。
《ヴォルダーレンの美食家》、《税血の収穫者》は戦場に出たときに血・トークンを生成できるクリーチャーで、アーティファクトを生け贄に捧げる他のカードとシナジーがあります。
これらのように生成された血・トークンを《霜剣山の製錬者》で生け贄に捧げて3/1トークンに変換して攻めていくのが勝ち筋のひとつです。
また、《鬼流の金床》で血・トークンを1/1クリーチャーに変換して横に広げていく戦略も取れます。
上記のような動きをする中で、多量のアーティファクトが戦場に出ることになります。そこに《龍火花の反応炉》を出しておけばどんどんカウンターが置かれていき、一撃の大ダメージを狙う勝ち筋も持っています。
レア以上のカードは《食肉鉤虐殺事件》、《鏡割りの寓話》、《硫黄泉》、《憑依された峰》の4種類です。《食肉鉤虐殺事件》、《鏡割りの寓話》はとても強力で、次のローテションまで長く使われるカードなので作っておいて損はありません。《硫黄泉》、《憑依された峰》についてはレアワイルドカードの枚数と相談して決めた方がいいでしょう。
青単デルバー
青単デルバーは《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》の英語名が由来となっているデッキです。《秘密を掘り下げる者》の入ったデッキは○○デルバーといったように呼ばれることが多いです。低コストの《秘密を掘り下げる者》をインスタント&ソーサリーでバックアップするデッキになっています。
デッキ
4 秘密を掘り下げる者 (MID) 47
22 島 (DMU) 278
4 帳簿裂き (SNC) 46
4 傲慢なジン (DMU) 52
2 呪文貫き (NEO) 80
3 消えゆく希望 (MID) 51
4 かき消し (SNC) 49
4 考慮 (MID) 44
2 軽蔑的な一撃 (SNC) 39
4 トレイリアの恐怖 (DMU) 72
2 本質の把捉 (NEO) 52
2 異世界の凝視 (MID) 67
3 とんずら (SNC) 62
クリーチャーはインスタント&ソーサリーと相性のいい《秘密を掘り下げる者》、《帳簿裂き》、《傲慢なジン》、《トレイリアの恐怖》を採用しています。
《秘密を掘り下げる者》は裏面になると3/2飛行になるので十分なクロックになります。
また、序盤にプレイする《帳簿裂き》もサイズアップが見込めるので、特にアグロ相手には強いです。
《傲慢なジン》は中盤にカウンターを構えながらプレイするのがおすすめです。
インスタント&ソーサリーを墓地に溜めた後は《トレイリアの恐怖》をフィニッシャーとしてプレイできるようになります。
レア以上のカードは《帳簿裂き》、《傲慢なジン》の2種類のみとなっています。単色デッキは土地にワイルドカードを使う必要がないので安価なデッキを作る際にはおすすめです。
まとめ
この記事では初心者におすすめのスタンダードデッキということで3つのデッキを紹介しました。
いろいろなデッキを使って感触を確かめて自分にあったデッキを探すのもいいと思います。