
今回はゴルガリミッドレンジを「ラヴニカの献身」のカードで強化したスゥルタイミッドレンジを紹介します。《繁殖池/Breeding Pool》が加わったことで、青を入れるマナベースが強固になり土地事故しにくい構成にできます。青を加えたメリットとして、アドバンテージの取れるカードを更に採用できるようになりました。
Sultai Midrange[Star City Games Standard Classic Baltimore, 1st Place]より引用
「スゥルタイミッドレンジ」を解説
デッキリスト
Creatures (23)
4:《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
4:《ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis》
1:《培養ドルイド/Incubation Druid》
4:《マーフォークの枝渡り/Merfolk Branchwalker》
4:《野茂み歩き/Wildgrowth Walker》
4:《翡翠光のレインジャー/Jadelight Ranger》
2:《人質取り/Hostage Taker》
Planeswalkers (5)
2:《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》
3:《ビビアン・リード/Vivien Reid》
Spells (6)
2:《暗殺者の戦利品/Assassin's Trophy》
1:《喪心/Cast Down》
2:《ヴラスカの侮辱/Vraska's Contempt》
3:《採取+最終/Find+Finality》
Lands (24)
4:《繁殖池/Breeding Pool》
2:《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》
5:《森/Forest》
4:《草むした墓/Overgrown Tomb》
2:《沼/Swamp》
3:《湿った墓/Watery Grave》
4:《森林の墓地/Woodland Cemetery》
Sideboard (15)
4:《強迫/Duress》
2:《喪心/Cast Down》
1:《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
2:《否認/Negate》
2:《肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium》
3:《正気泥棒/Thief of Sanity》
1:《ヴラスカの侮辱/Vraska's Contempt》
序盤の動き方
序盤は普通のゴルガリミッドレンジと同じです。《野茂み歩き/Wildgrowth Walker》を出して、《翡翠光のレインジャー/Jadelight Ranger》を出して、ライフゲインしながら戦場を固めます。
中盤の動き方
新戦力の《培養ドルイド/Incubation Druid》は順応を行うことで、3マナ生み出すことができます。また、3/5になるのでブロッカーとしても戦力になります。マナを大量に生み出せるようになることで《人質取り/Hostage Taker》、《生体性軟泥/Biogenic Ooze》、《ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis》が更に活きてきます。
《人質取り/Hostage Taker》は《貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra》と入れ替わりで入りました。クリーチャーを破壊することから奪うことができるので盤面のアドバンテージが大きいです。
終盤の動き方
《ビビアン・リード/Vivien Reid》は「忠誠度-8」の奥義でゲームを終わらせるパワーがあります。序盤に並べたクリーチャーで守ってあげましょう。
「ラヴニカの献身」で加わった神話レアの出番です。《ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis》はアドバンテージの塊のようなカードで、唱えるだけでドローとライフゲインができます。ライフゲインのおかげで赤単にも強くなります。また、唱えた時点で能力が誘発するので、カウンターされてもアドバンテージが取れます。対コントロールとしても優秀なカードです。

アドバンテージが魅力的なのニャ!